なかじーのせかいかん

「なかじーのせかいかん」をご愛読いただき、ありがとうございます。このブログに書いてあるのは「正しい意見」ではなく「なかじーが考えたこと」の記録です。



最近食べた毒リンゴはいつですか?どんな味がしましたか?

こんにちは、なかじーです。

 

只今現在セブ島にて、3月に行われるドリームコンテストの準備中でございます。


すべての女の子が自分らしく輝ける世界を目指して~セブの女の子に輝く舞台を~ | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)

 

クラウドファンディングも順調に115%でございます。皆さん、ありがとうございます。

引き続き応援の方、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

セブ島で学んだ1番大きなこと

セブ島に来てから、多くの方からメッセージを頂いております。その中でも1番多い内容が、セブ島での経験を聞きたいから、どうゆう感じなのか教えて欲しい!!ということです。

 

大した経験をしているわけではありませんが、恐縮ながら個人的に思うこと、考えることを伝えていけたらと思います。いつもとは違い、少しかしこまって書いてるのはちゃんと性格に伝えたいからです。普段はちゃらんぽらんで申し訳ありません。笑

 

セブ島で学ぶことはいつも通りかなり多いのです。今回はそこにドリームコンテストも絡んでくるということで、なかなか貴重な経験をしているのではないかなと思います。なかでも1番考えさせられたのは、なぜ若者は「今の若者はすぐに諦める」と言われてしまうのかということです。

 

 

 

「今の若者はすぐに諦める」

自分自身もよく言われることがあります。「え?!もっと食らいつきなよ!頑張りなよ!」といった具合に言われます。

 

確かに、多くの人生の先輩(例えば30代の方や40代の方など)の方々のお話を聞いていると、凄い粘って粘って今があるんだな〜とか、諦めないで続けてたから今のこの人があるんだな〜とか思うことが多いです。

 

そのような粘り強い方々に共通している1つの感覚があります。

失敗は当たり前のようにあって、それを当たり前のように乗り越えて来たという感覚です。この感覚は果たして今の20代前半や大学生などにはあるのでしょうか?手を伸ばせば、すぐに美しいリンゴが手に入る世の中だと思い込んではいないだろうか、ということです。少なくとも僕は「手を伸ばせば、美しいリンゴが手に入る世の中」と思っていた時期がありました。

 

そんな甘い世界ではありません。手を伸ばせば掴めるのは大抵毒リンゴです。何回手を伸ばして必死に掴んでも、大抵は毒リンゴです。そうそううまくはいきません。これを僕は今のドリームコンテストで学びました。

 

 

 

「失敗は必ずあるもの」と思える勇気があるかどうか

今回のドリームコンテストは、セブ島という海外で開くイベントということでなかなか困難も多いものです。日本で色々なイベントを開いたり、プロジェクトを回す経験をしてきましたが、ダントツに今回が厳しい戦いであります。多くの方の助けをいただきながらでなければ、到底不可能だなと思います。

 

挫折の連続の中にいます。毎日がしんどく、辛い日々です。越えにくいハードルを越えようとしています。何回手を伸ばしても、大抵は毒リンゴしか掴めないのです。毒リンゴを食べて、お腹を壊して入院して「あ〜また毒リンゴだ」と落ち込む。この後です。ここで復活しなければなりません。もう一回勇気を振り絞って美しいリンゴを掴もうと思うか、諦めるかなのです。その2択で全てが決まります。

 

A:失敗があるのは当たり前だから、もう一度チャレンジしてみよう!

B:まさか!失敗してしまった..!もうお腹壊したくないからやめとこう

 

 

それでは、何故失敗を当たり前にあるものと思えずに、立ち直れなくなってしまうのでしょうか。僕は今回の企画を通して、1つの理由を考えました。もちろん正解なんてないですから、皆さんも考えてみてください。今回はタイトル通り、大学生に焦点を当てていきたいと思います。

 

 

 

意識高い大学生がはまる罠

大学外での活動は今やごまんとあります。いわゆる意識高いと呼ばれる学生たちです。その学生たちが活動している最中に必ず目につくものがあります。それは、「ある分野での成功者の姿」です。自分の目指している先にいる理想の人であったり、会社であったりと様々ですが、必ず何回も目に付きます。そしてその人たちと接触していきます。

 

当たり前ですね、自分がなりたいと思う像は誰だってあります。ただ、ここで大事な錯覚を起こしてしまいます。「ただただ頑張れば、自分もなれる」という錯覚です。この頑張るには「失敗から立ち直る力」も含まれていると思いますが、なかなか認知できません。「手を伸ばせば、美しいリンゴを手にすることができる」と思うのです。しかし、現実は毒リンゴです。何度も毒リンゴを食べても復活できる力が今必要なのです。

 

 

 

本当に言いたくない今までの失敗を語ってくれる人こそ

セブ島に来てお話しさせてもらった方々の中で面白い話をしてもらいました。借金についてです。なんの文脈かは忘れましたが、お金の話になりました。「借金」と聞くとどう思う?と聞かれ、すぐさま答えました。あまり良くないイメージです。最低のイメージです。でも例えば借金1億円って、1億円借りれる能力はあるってことだよ?と言われました。確かにその通りだなと、もちろんだからと言って借金サイコー!なんて言いませんが、そのようなものの見方もできるのだなと。

 

色々な経験をしてきた方とお話しするのはとても面白く、刺激的です。世界を多方面から見れるような気がします。それはきっとその人なりの今までの失敗を包み隠さず、経験として語っていけるからだと思います。本当に絶対人に言いたくないようなことを言える人になりたいな、と。自分も失敗することに勇気を持てる人間になり、その大切さを伝えていきたいと思います。もっともっとこの世の中で必要なことはあると思います。

 

僕は今毒リンゴを食べ続けています。何個食べても復活できるのは、チームで分けて食べているからです。死に至らない限り、僕は手を伸ばし続けます。そして、きっと最後は美味で美しいリンゴを勝ち取り、それもまたチームで分けて食べたいなと思います。セブ島での活動は決して順調ではありません。でも、これはこれで楽しんでいます。最後には笑って帰国できると信じています。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

せっかくですから考えていただくと良いのかなと思います。

 

最近食べた毒リンゴはいつですか?どんな味がしましたか?

 

 

つづく..